実家じまいとは?必要な準備と処分方法を解説

実家から離れて暮らしている方のなかには、実家じまいを考えている方もいらっしゃるでしょう。
実家じまいをおこなう前には、実家じまいに関するさまざまな問題を把握してくことが大切です。
そこで、実家じまいとはどのようなものなのか、必要な準備とともに不動産と荷物の処分方法を解説します。
▼ 不動産売却をしたい方はこちらをクリック ▼
売却査定フォームへ進む
実家じまいとは

実家じまいと聞いて思い浮かべるおおよそのイメージがあっても、具体的な内容についてご存じの方は少ないかもしれません。
実家じまいとはどのようなものなのか、実家じまいが必要となる理由をチェックしてみましょう。
実家じまいの意味
実家じまいとは、実家をしまうことを意味することばです。
似たものに家じまいがありますが、こちらは家に住む方が自発的におこなうものであり、一般的な実家じまいとは主体となる方に違いがあります。
通常の実家じまいをおこなうのは、高齢になった親を持つ子どもです。
高齢になった親が実家に住み続けることが難しくなった場合、親をサポートする子どもが主体となって実家じまいを考える必要があります。
実家じまいは不動産相続とも似ていますが、親の死亡にともない発生する不動産相続とは違い、一般的な実家じまいは子どもが積極的に働きかけて実現するものです。
ただし、親の死亡で空き家になった実家を処分する場合には、実家じまいと表現することがあります。
具体的な実家の処分方法には、不動産については第三者への売却・不動産会社の買取をおこなうほか、家財道具については売却・廃棄・リサイクルなどが挙げられます。
実家じまいが必要になる理由
実家じまいが必要になる理由は家族ごとに異なりますが、いくつかのよくある理由が存在します。
まず、親が高齢者向け施設に入ったり病院に入院したりすることが理由で、実家じまいが必要になります。
住む方のいなくなった空き家は換気や清掃ができず、劣化が進みやすくなることが特徴です。
そのため、劣化して危険な状態になる前に実家じまいを選ぶ方は少なくありません。
また、実家を残しておきたいと考えていたものの、実際には維持管理に手間とコストがかかることが理由で、実家じまいをおこなう方がいらっしゃいます。
さらに、親の暮らしやすさを考えて住み替えをおこなうことが理由で、実家じまいを考えることもあります。
新たに病院や駅の近くにマンションを借りるほか、子どもの家へ引っ越すことも実家じまいの一種です。
▼ 不動産売却をしたい方はこちらをクリック ▼
売却査定フォームへ進む
実家じまいをおこなう前の準備

実家じまいとは、高齢になった親のライフスタイルの変化とともに不要になる実家を処分することです。
実家じまいをおこなう前には準備が必要ですので、あらかじめチェックしておくことがおすすめです。
親や兄弟姉妹との話し合い
実家じまいは、実家に住む親よりも離れて暮らす子どもが主体となって進めるのが一般的です。
したがって、実家じまいについて了承を得るために、親子の話し合いが最初に必要になる準備です。
話し合う内容は、将来的に実家に住むことを希望する兄弟姉妹はいるか、住まなくなった後の実家について親はどのような希望を持っているかといった点となります。
話し合いのなかでは、実家を引き継ぐ意思のある兄弟姉妹がいることが分かったり、親自身が初めて老後について具体的に考え始めたりすることがあります。
親の財産を確認する
実家じまいでは、高齢者施設への入所や病院への入院などに一定のコストがかかります。
そのため、実家じまいをおこなう前の段階で、親の財産を確認することが準備として必要です。
実家だけでなく田畑や山林を所有していないか、預貯金のほかに有価証券を所有していないかについて確認を進めましょう。
親が元気なうちに使える資産を把握できるのはもちろんのこと、万が一の場合における相続手続きの負担を減らせます。
親が次に住む場所を考える
実家じまいでは、親が次に住む場所を考えておくことが大切な準備です。
親の住む場所としていくつかの選択肢がありますが、1つ目に挙げられるのは賃貸物件への住み替えです。
住宅を購入するのではなく賃貸物件に住み替えると、固定資産税や設備メンテナンスの負担がなくなります。
また、一戸建てから賃貸物件のマンションへ住み替える場合には、階段を使う負担がなくなるとともに、広すぎる室内の掃除の手間から解放されることがメリットです。
もちろん、駅・病院・スーパーマーケットの近くの賃貸物件であれば、身体的な負担を減らして住みやすい環境を確保できます。
親が住む場所として2つ目の選択肢となるのが、介護付き住宅など暮らしやすい施設です。
さらに、3つ目の選択肢には、子どもと住むための二世帯住宅が挙げられます。
二世帯住宅を選ぶ場合には、すべてが分離した二世帯住宅とするか、リビングルーム・浴室・キッチンなどを共有する二世帯住宅にするか考えることがポイントです。
▼ 不動産売却をしたい方はこちらをクリック ▼
売却査定フォームへ進む
実家じまいによる不動産や荷物の処分方法

実家じまいをおこなううえで問題となるのが、不動産および荷物の処分方法です。
不動産と荷物の処分にはいくつかの方法がありますので、具体的な内容をチェックしてみてください。
不動産を売却する
実家じまいによる不動産の処分方法として挙げられるのが、第三者への売却または不動産会社への売却です。
不動産の売却方法として一般的なのは、不動産会社の仲介で買主を探すものです。
仲介を利用する場合、信頼できる不動産会社に査定を依頼したうえで、売り出し価格を決定します。
売却活動が始まると買い手候補から室内を見学する内覧の申し込みがありますので、室内の整理整頓や清掃などをおこないます。
買い手が見つかった場合には売買契約を結び、取り決めたスケジュールで不動産を引き渡し売却は完了です。
家を解体して売却する
劣化が進んだ実家であれば、そのままの状態で売り出すよりも、家を解体してから売却したほうが、買い手が見つかりやすくなります。
ただし、実家の解体には費用がかかるため、あらかじめ予算を考えておくことが大切です。
解体にかかる費用は、実家の大きさだけでなく、木造か鉄筋造かによっても差があります。
一般的な木造の一戸建てであれば、1坪あたり2万円~3万円が解体費用相場です。
鉄筋造の場合は、3万円~5万円が解体費用相場となります。
さらに、家の解体とともに、庭の樹木や庭石の撤去など付帯工事にも費用がかかることは注意点です。
このほかにも、解体のタイミングによっては、住宅が建っていた頃よりも固定資産税が高額になることに注意しましょう。
家財道具をリサイクルする
実家に残された家財道具のなかでも、書籍・衣類・家具と家電については、状態が良ければ買取業者へ売却できます。
荷物の種類によって買い取ってくれる業者が違いますが、一括での買取をおこなう業者もいますので、手間を減らしたい方は検討するのがおすすめです。
電化製品は家電リサイクル法に注意
買取ってもらえなかったエアコン・テレビ・冷蔵庫のほか洗濯機は、家電リサイクル法にもとづいて家電小売店などに引き取ってもらう必要があります。
同様にパソコンについても、小型家電リサイクル法にもとづき、メーカーなどに引き取りを依頼します。
仏壇・神棚・お墓
仏壇や神棚については、仏具店または不用品回収業者に引き取りを依頼します。
仏壇や神棚の処分をおこなう場合、儀式などに費用がかかることがあります。
また、実家の近くにあるお墓については、移転に改葬の手続きが必要です。
改葬は法律で手続きが決まっていますので、まずはお墓を管理する寺院などに相談するのがおすすめです。
お墓の移転の具体的な内容が決まったら、役場への申請や法要を進めましょう。
▼ 不動産売却をしたい方はこちらをクリック ▼
売却査定フォームへ進む
まとめ
実家じまいとは、高齢になった親が施設に入るなどの理由により、使われない実家を処分するものです。
実家じまいをおこなう前には、親や兄弟姉妹との話し合い、親の財産の確認、親が次に住む家の確保などの準備が必要になります。
実家の処分方法とともに家財道具の処分方法もチェックして、スムーズな実家じまいを考えてみてください。
▼ 不動産売却をしたい方はこちらをクリック ▼
売却査定フォームへ進む
