使っていない空き家を手放したい!空き家買取のメリット・デメリットを解説

日本では空き家の放置が問題となっており、空き家に関するルールが年々厳しくなっています。
大きなトラブルになる前に使っていない空き家を手放したいものの、売却先が見つからないのではと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そのようなケースでおすすめしたい売却方法が「空き家買取」です。
この記事では、空き家の売却をご検討中の方に向けて、空き家買取のメリット・デメリットや流れを解説します。
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空き家買取のメリットとは

不動産売却と聞き、不動産会社が買主を探す「仲介」を想像する方は少なくありません。
しかし不動産の売却方法にはさまざまな種類があり、今回解説する「買取」もそのひとつです。
仲介では不動産会社が買主を探すのに対し、買取では不動産会社が買主となります。
買取は一般的な不動産でも実施されており、空き家を対象としたものを「空き家買取」と呼びます。
メリット①早く売却できる
相続で取得した実家など、築年数が経過していたり過疎地にあったりする空き家は、売却が困難になりがちです。
一戸建ての売却期間の目安は6か月~1年ですが、空き家の条件によっては売却期間が1年以上になってしまうかもしれません。
その間にも空き家の劣化は進み、維持管理の手間や時間がかかります。
空き家買取のメリットは、不動産会社が買主を探す必要がないため、最短数日で売却が完了することです。
内覧の準備をしたり、買主と交渉したりする必要もなく、売却の流れがスピーディーに進みます。
メリット②取り壊しが不要な場合がある
築年数が20年以上の一戸建ての多くは、建物としての価値が0円だとみなされます。
土地の価値だけで売買されるため、空き家は不要だとして売却前に取り壊しが必要になることも少なくありません。
しかし空き家の取り壊しには、多額の費用がかかります。
自治体から助成金が支払われるケースもありますが、一般的な一戸建ての取り壊し費用は150万円程度が目安です。
「思い出の詰まった空き家が取り壊される様子は見たくない」と考える方もいらっしゃることでしょう。
空き家買取では買主が不動産会社であり、不動産会社は取り壊しに必要なノウハウや資金を有しています。
そのため売主が取り壊さなくても、買取後に不動産会社が代わりに取り壊すケースがあることがメリットのひとつです。
メリット③家具を残したまま売却できる可能性がある
長く人が暮らしてきた空き家には、大量の家具や生活用品が残されている可能性があります。
仲介で売却する場合、空き家に残された家具などは売主が撤去しなくてはなりません。
ご自身でおこなうと手間がかかりますが、清掃業者などに依頼すると費用がかかります。
どちらにしても、売主には大きな負担がかかるでしょう。
空き家買取を実施している不動産会社のなかには、家具の引き取りサービスをおこなっている会社もあります。
空き家買取の大きなメリットは早く売却できることですが、家具の引き取りサービスを利用すると手間や時間をさらに省けるでしょう。
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空き家買取のデメリットとは

空き家買取を利用すると、空き家の売却に必要な多くの手間を削減可能です。
しかしメリットばかりを確認して空き家買取をおこなうと、満足な結果を得られない可能性があります。
デメリットも把握したうえで、空き家買取をおこなうかどうかを判断することが大切です。
デメリット①相場より安い価格での売買となる
空き家買取の大きなデメリットは、買取価格が相場よりも安いことです。
空き家を買い取った不動産会社は、空き家を修繕したり、取り壊したりしたあとで再販します。
そのため、修繕などにかかる費用を差し引いた金額を買取価格として提示しているのです。
空き家買取の買取価格の目安は、一般的には相場の7割、大規模修繕や取り壊しが必要な場合は相場の5割となっています。
「時間がかかっても良いから少しでも高値で売却したい」という方には、空き家買取は向いていないでしょう。
ただし、買取には「買取保証」と呼ばれる種類もあります。
一定の期間は仲介で売却活動をおこない、期日までに買主が見つからない場合は不動産会社が買い取る仕組みです。
少しでも高値で売却したい、しかし売れ残りは避けたいという方は、買取保証も選択肢のひとつとしてはいかがでしょうか。
デメリット②買取の対象外である可能性もある
先ほど解説したとおり、不動産会社は買い取った空き家に手を加えて再販します。
そのため、修繕に費用がかかるものの再販が見込めない空き家などは、買い取れない可能性があることがデメリットです。
修繕や取り壊しの費用がかかったとしても、再販しやすいエリアにある場合は、買取の対象となります。
エリアに関しても、「買取できるエリア」「買い取れないエリア」を決めている不動産会社は少なくありません。
不動産会社には、それぞれ得意分野や得意エリアがあるためです。
対応エリアかどうかについては、不動産会社のホームページを確認したり、問い合せたりすると良いでしょう。
そもそも得意分野がほかにあり、空き家買取を実施していない不動産会社も少なくないため、スムーズに空き家買取をおこなうためには事前の確認が重要だといえます。
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空き家買取の流れと必要書類

仲介で不動産を売却する場合は、査定→媒介契約の締結→売却活動→買主との交渉→売買契約の締結→精算・引き渡しといった流れで進みます。
この一連の流れにかかる期間が、一戸建てでは6か月~1年です。
一方、空き家買取は次のような流れで進みます。
査定
不動産売却の流れの最初が査定である点は、仲介も買取も同じです。
査定には書類などのデータを確認する「机上査定」と現地を確認する「現地査定」があり、査定後3日~7日で結果がわかります。
売買契約の締結
仲介では、査定が終わったあとに不動産会社と媒介契約を締結し、売却活動がスタートします。
一方空き家買取では、査定の金額に納得したらすぐに売買契約を締結可能です。
精算・引き渡し
売買契約を締結したら精算と引き渡しをおこない、空き家買取が完了します。
ここまでの期間は、3日~1か月程度です。
なお、空き家の買取金額が空き家の取得金額よりも高く、利益が生じた場合は、翌年の2月中旬~3月中旬の期間に確定申告をしなくてはなりません。
空き家買取の必要書類
空き家買取の流れはシンプルですが、売買契約の締結時にはさまざまな書類が必要です。
●権利関係の書類(登記済権利証または登記事項証明書)
●税金に関する書類(固定資産税納税通知書、固定資産税・都市計画税納税通知書など)
●土地に関する書類(測量図、筆界確認書、越境の覚書など)
●建物に関する書類(建築確認済証、検査済証、設計図書など)
●近隣との取り決めに関する書類(近隣との覚書・建築協定など)
●本人確認に関する書類(身分証明書、住民票、印鑑証明書など)
上記は一例であり、空き家の状態などにより必要書類が異なる可能性があります。
実際の必要書類は、不動産会社までお問い合せください。
空き家買取は査定から引き渡しまで最短3日とスピーディーに進むことが特徴であり、メリットでもあります。
このメリットを活かすためにも、査定の前に書類を用意するようにしましょう。
まとめ
空き家買取とは、不動産会社が空き家の買主となる売却方法のことです。
最短3日とスピーディーに売却の手続きが進むことのほか、取り壊しや家具の搬出などの手間がかからないことも、空き家買取のメリットだといえます。
空き家買取の流れはシンプルであるため、査定を申し込む前に必要書類を用意すると良いでしょう。
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